2014年8月22日金曜日

書籍紹介『臨床現場のフォーカシング: 変化の本質』

アン・ワイザ―・コーネル著、大澤美枝子・木田満里代・久羽康・日笠摩子訳
臨床現場のフォーカシング: 変化の本質
2014年8月刊、金剛出版
実用的な戦略,臨床例,面接場面等,臨床現場ですぐに応用できるよう構成された10章。 
1章:フォーカシングの理論的,哲学的基盤を概説 
2章:クライアントにフォーカシングを活用するための基礎準備を解説 
3章:フェルトセンスをいかに識別するか, 
   フェルトセンスが現れた時,何に留意すべきか
4章:クライアントのフェルトセンス形成をどうサポートするか 
5章:フェルトセンスをより手に入れやすくするための援助的介入 
6章:クライアントがより深く進むにはどう援助するか 
7章:知性化,抵抗,自己批判など,より難しいタイプのクライアントのプロセスにどう接するか 
8章:トラウマや嗜癖やうつで苦しんでいるクライアントの取りくみへのフォーカシングの導入
9章:心理療法の様式とフォーカシングを組みあわせた10の事例 
10章:治療プロセスにおいて臨床家自身のフォーカシングがどのような力をもっているか
クライアントが真の変化を体験するようサポートしようとする臨床家のための1冊。